ずっと植物が描きたくて。
でも、実際に咲いている植物を見ながら描くには、描くのが遅いので時間が足りない。
そして、細かいものを描く技術もまだない。
もう少しいろんなものを描いてから…と、好きだからこそ
思い描くように表現できないのを恐れてずっと逃げてきた植物画。
友人から、某朝ドラのホームページで、植物のイラスト投稿の募集をしていると
背中を押してもらい、動き出すことができました。
本当にありがとう!
それから、今まで実物を見ながらしか絵を描いたことがなく、
写真だと立体感がないし、いろんな角度から観察することができないので、
絵を描くには適していないと思っていました。
しかし!結局絵も二次元。
むしろ、写真からの方が描きやすいと言う発見がありました。
実物見るのが一番とは思うけど、だいぶ題材にするものが増えて、
絵を描くハードルも下がる~
【ゆるっと紹介】ユキモチソウ
今回題材にしたユキモチソウ。
不思議なちょんまげ。
植物らしからぬ怪しげな色の筒。
そこには、お餅のようなものが刺さっている。
お餅の匂いに誘われてやってくる虫たちは、筒の中に誘い込まれ、
知らぬ間に賢い仕組みで受粉の役割を担わされる。
形状や色は、だいぶ個体差があることに気づく。
紫色の部分は、赤っぽかったり
葉っぱは、斑入りがあったり
つぶれたおもちがあったり。
関西の一部にしか生育していない。
一度実物を拝みたい。
花の時期は4~5月らしいので、今年まだ間に合うか⁉
ユキモチソウの絵ができるまで
1日目
下書きのみ。
枠内に入れたい材料をすべて入れられただけで嬉しい。
1年ほど通った絵画教室で教わった通り、あたり線を描いてから、
進めるとちゃんと入る。
2日目
葉脈が、光の加減で白く見えるのと影に見える部分があることを知る。
塗らないことで表現できることもあるようだ。
3日目
進めるにつれてどんどん葉っぱが思うように描けなくなる。
色もこんなんじゃないんだけど、うまく表現できなくて悔しい。
4日目
いよいよ葉っぱの塗り方が迷子になる。
考えれば、考えるほど思い描く葉っぱから離れていく。
だが、途中で逃げ出さずに今の自分の実力を受け止めることが重要だ。
と、自分に激励の言葉を送る。
5日目
もう終わらせるしかないよ…
これが終わったら、専門家(本)に学びたい。
最終日
影と光を少し加えて終了。
やり切ったことのご褒美に、チョコレート3つ食べた。
納得いかんが、番組に投稿したった!
今の私にできることはここまで。
反省点
・下書きが甘かった
・葉っぱのみずみずしさが出せていない
・葉っぱの光と影がない
・葉っぱの立体感がない
・筒の陰影が弱い
・見せたいところがどこか曖昧
・背景に色を付けたいが、やり方がわからない
・独自性がない
次に活かそ!
思い通りにいかなくても、描いているときは無心で本当に楽しい。
まずは塗り方を学んで、いろんな葉っぱをたくさん描いてみよう。