洗濯パンという存在
洗濯機が水漏れした際に、床の浸水を防いでくれる洗濯パン。
マンション住まいの場合は、特に水漏れした際、階下の人に迷惑が掛かるので
多くのご自宅に鎮座していると思います。
しかし!掃除をするとなるとなんとも忌まわしき洗濯パン。
なぜ、知らぬ間にたくさんの埃と髪の毛が降り積もるのか。
そして、部分的に洗濯パンに液体洗剤も混ざり合い、ベタっと不快…
うちの洗濯パンだけですか?これは。
気が付いたらそんな状態で、しかもホースや洗濯機の足が邪魔でふき取るのも一苦労です。
見たくも触りたくもない、排水溝の次に苦手な掃除です。
フタをつけたらええんやないの
シンプルに埃、髪の毛がたまるのを防ぐにはフタでは⁉と思い調べました。
世の中には、洗濯パンをふさぐためのフタ、売ってるんですね。
同じように考える人がいると思うと心強い。
しかし、なかなかお値段が張るし、洗濯機の左右どちらかだけを前提に作られている…。
我が家では、洗濯機の手前側も付けたいのです!
特にふたを付けて上に何か置きたいわけでもないので、
シンプルなふたくらいなら、自分でも作れるのではと思い、
100均で使えそうなものを買ってきました。
我が家の洗濯パン用 フタの作り方
とっても簡単!プラスチック段ボールを切って、つなげて、出来上がりです。
【before】
【after】
用意するもの
- プラスチック段ボール
- 定規
- カッター
- 養生テープ
- ペン
購入したのは、プラスチック段ボール×2(百均にて220円(税込))のみです。
手順
洗濯機の場所を決める
◆左右の位置
我が家の場合、左側は、洗濯ものを掛けるラックの足があり、そこにフタを設置することは難しいと考えました。そのため、できる限り洗濯機を左側に寄せることにしました。
左側には、必ず埃や髪の毛がたまるので、掃除機の入る隙間をわざと作りました。
洗濯パンの手前と右側にふたを設置しました。
◆前後の位置
後ろはホースが出ているので、限界まで後ろに押すことにしました。
後ろは見て見ぬ振りができるので、フタをすることは諦めました。
設置する場所を決める
洗濯パンとフタの隙間をなくしたかったので、洗濯パンの端から端まで被せることにしました。
洗濯パンを支えとして利用します。
サイズを測って段ボールを切り、つなげる
購入したプラスチック段ボールのサイズ上、ブロックを4つに分けて切りました。
裏側は養生テープで留めているだけです。
支えを作る
我が家の場合、一点のみ支えを作りました。
手前は、洗濯機の足にうまくプラスチック段ボールが刺さって、支えとなってくれました。
【ひっくり返されたフタ】
【注意点】
・洗濯機や洗濯パンの形状によっては、プラスチック段ボールを洗濯機にうまく挟み込むことで、支えを増やすことができます。
挟み込めそうな場所があれば、最初は大きめにプラスチック段ボールを切って、うまく挟めるところがないか探りながら寸法を削っていくとうまくいきました。
・我が家は、掃除をしやすくするために洗濯機に高さを持たせています。
そのおかげで洗濯機の足にうまく挟む部分が生まれました。
・プラスチック段ボールをカッターで切る際、
1回目はミシン目をつくる、2回目以降はその溝をなぞり、深くしていくとうまくいきました。
段ボールの繊維に垂直に切る方が失敗しにくいです。
・支えを作りましたが、フタの上に物を置くには頼りないと思います。
もし、フタの上に何か置きたい場合は、支えを増やすと置けないこともないと思います。
設置後の感想
見違えるほど埃と髪の毛の溜まる量が少ないです。
日常では、フタをササっと拭いてあげればOK。
同じ悩みを抱えていましたら、作るのは少し手間ですが、費用も少なく、
コスパ最高!やって後悔はありません。
ぜひ、洗濯パン掃除の呪縛から一緒に解き放たれましょう!